林檎と珈琲

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WiMAXは自分の利用シーンでは現時点最強だと思う

さて、前回のブログから1週間が経過しました。
室内電波が絶望的で失敗したかと思われたWiMAXですが、現状それほど不便なく使っています。

結論としては、割り切って追加料金を払うなら最強だと思います。

WiMAXへ乗り換えや、新規契約を検討されている方は以下ポイントを参考にしてみてください。

自分の利用用途

まず、私の利用用途は以下の様なシーンです。
※そのまま優先順位順となります。

  1. 仕事で外出時にPCで利用
  2. 電車での移動時にiPhone/iPadでの利用
  3. 休日で外出時にPCで利用

仕事で外出時にPCで利用

主にメールの送受信や、Webでの調べ物がメインとなります。
それほど速度が必要ではないのですが、このシーンで一番重要なのがやはり電波状況です。
WiMAXを利用する上で一番問題となる室内での電波状況ですが、地下街、ビルの高層階、奥まった室内等、WiMAX/WiMAX2+の電波とも全くと言って良いほど入りませんでした。
ですが、au 4G LTEモードであれば話は別です。上記の入らなかった場所でもau 4G LTEモードであれば、問題無く使用可能でした。

電車での移動時にiPhone/iPadでの利用

基本的にはWebでのニュース、Twitter、Facebook、etcの閲覧です。
容量を使いそうなシーンで言えば、Huluの閲覧、iTunes Matchでの音楽データのDL等。
やはり、問題になるのが電波状況でした。
都内と言えども、デットスポットが存在する様で、例えば中野⇒新宿間の中央線とか、原宿⇒渋谷間の山の手線内とかでも電波がよく途切れます。
ただ、これについてもau 4G LTEモードであればほぼ問題無しでした。

休日で外出時にPCで利用

多分、このシーンが最も通信容量/速度とも必要なります(;´∀`)
Twitter、Facebook、Web検索、動画再生などなど・・・作業をしながら色々と通信しています。
利用場所としては、駅近辺のカフェとなりますが、自分の行動範囲で言えばどこでもWiMAX/WiMAX2+とも電波受信が可能でした。
この為、一番通信速度、通信容量が必要となるシーンでも無制限が可能なWiMAX/WiMAX2+を利用出来ました。
それもWiMAX2+に関して言えば、HWD15をUSB接続する事により15M〜20Mほどの通信速度が出せています。


という事で、私に似た利用シーンを考えていらっしゃる方であれば、かなりお薦め出来ます。
ですが、最もお薦め出来ない方は、自宅でも利用する事を想定されている方です。
自宅での利用を考えている方は、是非一度レンタルをした上でご判断されるべきだと思います。

利用料金について

一先ず、WiMAXを利用している事にしましたが、最初にも書いたように追加料金を払う事を前提にすれば最強だと思います。
というわけで、料金についてまとめてみました。

比較としては以下、5つを比較してみます。

  • WiMAX2+(通常)
  • WiMAX2+ (無制限)
  • WiMAX2+(au 4G LTE)
  • WiMAX2+ (無制限 + au 4G LTE)
  • Y!mobile
料金(税抜き) 料金(税込み) 月制限 日制限
WiMAX2+ (通常) ¥3,696 ¥3,991 7G 3日3G
WiMAX2+ (無制限) ¥4,380 ¥4,730 無制限 3日3G
WiMAX2+(au 4G LTE) ¥4,776 ¥5,158 7G(※1) 3日3G
WiMAX2+ (無制限 + au 4G LTE) ¥5,460 ¥5,896 無制限(※2) 3日3G
Y!mobile ¥3,696 ¥3,991 7G(※3) 3日1G

※1 WiMAX2+で7G制限、au 4G LTEで7G制限とそれぞれ独立して制限される。但しau 4G LTEで制限されるとWiMAX2+側も制限される。
※2 au 4G LTEを利用するモードでのみ制限がかかる。
※3 2015年5月時点では、2年間は無制限。但し、7Gで一旦制限はかかる。都度、端末側で500M単位で解除作業が必要。

料金面、通信容量面で見れば、2年間はY!mobileが良さそうに見えるのですが、ポイントは3日1G制限です。
日に換算すると、1日約330M程度になってしまいます。

対してWiMAX側は3日3Gと1日1Gの利用が可能となります。
料金面で見れば割高になっていくWiMAX、確かに安い料金で無制限に利用出来れば一番なのですが、実際問題それは不可能です。
ある程度、割高に払ったとしても、何の気がね無く利用出来るというのは、自分の利用シーンに照らし合わせてみると納得のいく範囲です。

極端な考え方になるかもですが、現在各携帯キャリアで月7G通信を利用しようとすると以下の様な料金帯となります。

料金(税抜き) 通信容量
docomo ¥6,700 8G
au ¥6,700 8G
Softbank ¥9,500 10G

どのキャリアとも約¥7,000を支払わない限りは、7Gを超える通信を行う事は出来ません。
ですが、今回のWiMAXでは無制限通信を選択した場合で約¥5,000、au回線を追加しても約¥6,000です。
au回線だけで見れば、携帯の契約では7G以上の通信をするのに¥7,000かかりますが、WiMAXへの追加という形であれば¥1,000で済みます。

まとめ

という事で、利用シーン、通信制限ともに自分はWiMAXが今最も妥当なWi-Fiモバイルルータだという結論になりました。
確かに、料金は割高にはなりますが、その料金を払う事により得られる利便性は、納得のいくものだと判断しています。

前回のブログ記事でも書きましたが、その中でもHWD15という端末は、恐らくWiMAX最後の旧WiMAX回線が使用出来る端末だと思います。
発売されたのも去年の夏頃だと思いますので、もういつ販売終了してもおかしくない端末だと思います。

2015/5/30追記
WX01も旧WiMAX回線に対応しています。
しかし、WiMAX2+/WiMAX/au 4G LTEの3回線を使用出来るのはHWD15のみですので、自分の利用シーンで考えるならHWD15が最強です。

2015/6/1更に追記
WX01の旧WiMAX回線については、手動によるモード切替は不可の様子。
WiMAX2+/WiMAXの電波をルータ自体が自動で切り替えるのかな・・・?

WiMAXを新規契約、もしくはY!mobileからの乗り換えを検討されているのであれば、是非候補として検討してみてください。

akio-t.hatenablog.com

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