MacでのEclipseのショートカットキー
今までWindowsでEclipseを使っていたユーザがMacでEclipseを使い始めて最初に戸惑うのがショートカットキーの違いです。
この記事では、自分が普段使うショートカットキーのみですが、Macではどの様な配置になるのかを紹介します。
環境
私の環境はSpring Tool Suite 3.6.4です。
他のEclipseでも同様になるとは思いますが、本記事の設定方法等についてはSTS前提で記載していますので、各自の環境に合わせて適時読み替えてください。
ショートカット
コンテンツ・アシスト / Content Assist
一番使用する頻度の高い、ソースコードの補完機能ですね。
Mac/Winそれぞれ、デフォルトのショートカットは以下の形式です。
Mac | Win |
---|---|
control + Space | Ctrl + Space |
ここで問題になるのが、Macでのショートカットです。
Macでは、control + SpaceはSpotlight検索に割り当てられています。
ですので、自分はショートカットの割り当てを「option + Space」へ変更しています。
変更方法は、Eclipse表示状態で[⌘(command) + ,]をクリックしPreference画面を表示。
[General] > [Keys]を選択、検索フィールドに「Content Assist」と入力。
デフォルトのKey Bindingは[⌃(control) + Space]になっていますので、[⌥(option) + Space]へ変更。
インポート文の編成 / Organize Imports
import文の追加/削除を行うショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
shift + command + O | Ctrl + Shift + O |
Javadocコメントブロックの追加 / Add Javadoc Comment
Javadoc記述用のコメントブロックを追加するショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
option + command + J | Alt + Shift + J |
ソースインデントの修正 / Correct Indentation
崩れたソースインデントを修正するショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
command + I | Ctrl + I |
コメント行の切替 / Toggle Comment
選択行の文頭の「//」を切り替えるショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
command + / | Ctrl + / |
リソースを開く / Open Resource
リソースファイルを検索し、開く為のウィンドウを表示するショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
shift + command + R | Ctrl + Shift + R |
アウトライン / Quick Outline
アウトラインを表示するショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
command + O | Ctrl + O |
ソース・クイックメニュー / Show Source Quick Menu
getter/setterの追加や、toStringメソッドを生成するといったメニューを表示するショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
option + command + S | Alt + Shift + S |
リファクタリング・クイックメニュー / Show Refactor Quick Menu
ソースの移動や、名称変更を行うリファクタリングのメニューを表示するショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
option + command + T | Alt + Shift + T |
「囲む」・クイックメニュー / Surround With Quick Menu
選択した範囲をtry catchや、if、forといったブロックで囲む為のメニューを表示するショートカットです。
Mac | Win |
---|---|
option + command + Z | Alt + Shift + Z |
まとめ
ショートカット自体はこの他にも色々とありますが、一旦普段ソースを書く上で頻繁に使用する物のみをピックアップしてご紹介しました。
この他にも普段使う物で何か出てきましたら、追記して行きたいと思います。